高温多湿になる6月から9月にかけて、体内に入った病原菌が増殖し、毒素をもつことで発症する食中毒が起こりやすい季節になります。
原因となる細菌やウイルスを
①付けない……新鮮な食材の使用、調理用具と手の清潔を保つ
②増やさない……指定の方法で低音保存
③殺す……加熱調理、洗剤などでの殺菌消毒、手洗いの徹底
これが、食中毒予防の3原則です。
夏には屋外でバーベキューを楽しむ人も増えますが、同時に食中毒も多く発生しています。予防の3原則を徹底し、トングや箸を使い分けるなど、衛生面に十分配慮することで食中毒を防ぐことができます。
糖尿病の人は、食中毒によって食事が摂れなくなると、血糖値を下げる薬やインスリンの調整が必要になります。これはシックデイと呼ばれており、普段から主治医と相談して対処法を知っておくと安心です。