糖尿病患者さんのなかには、糖尿病であることを受け入れたくないがために、現実逃避されてしまわれる方々もいらっしゃるようなのです。糖尿病の症状としてまず最初の段階であらわれてくるのは、口渇、多飲、多尿などと言われておりますが、明からに以前と異なる体調の変化から、最近なんだか体調に異変があると感じていても病院受診を先延ばしにしてみたり、単なる仕事の疲れやストレスからくる体調不良であると勝手な判断をされてしまわれる方は、どうやら少なくないようなのです。もしかしたら皆さんのなかにも思い当たる節がある方もいらっしゃるかもしれません。糖尿病に限らず、体調不良としてあらわれる病気のサインは、気づいた時点でお早目に病院で検査を受けることが得策とされているようです。