メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積や、高血圧、糖尿病などの生活習慣病が同時に発生している状態のことを言います。このような状態は、動脈硬化などの致命的な病気につながるため、メタボリックシンドロームにならないように予防するべきなのですが、どのようにすれば予防したことになるのでしょうか。
その方法は、正しい食生活と適度な運動です。
正しい食生活は人によって違いますが、肥満気味だと思っている方は、1日の摂取エネルギーを10%減らすといいです。いきなり半分ぐらい減らすと、リバウンドしてしまうため、10%減らして、慣れてきたら、また10%減らす、というように、段階的にダイエットするべきです。また、栄養バランスにも気を使うべきです。炭水化物、タンパク質、野菜などをバランスよく食べることが重要です。さらに、間食はほどほどに控えることも重要です。
また、適度な運動も必要で、特に効果があるとされているのが有酸素運動です。ウォーキングやジョギングなどを、自分の負担にならない程度にやることが重要です。まずは、1日30分程度の有酸素運動を、週2回ぐらいのペースで続けると良いでしょう。メタボリックシンドロームになると、重い病気にかかる恐怖と戦いながら生活しなければならないため、メタボリックシンドロームにならないように日々の生活に気をつけましょう。